橿原公苑柔剣道場・旧武徳殿を見学させていただきました。
昭和36年12月12日に奈良県立橿原公苑柔剣道場へ移築されたとは記載がありましたが
どこの武徳殿を移築されたのか?
奈良県立橿原公苑の担当者の方も赴任直後の為にご存知ではなく不明です。
こちらの道場床は、一見すると広葉樹のフローリングを使用しているので
ガッチガチに硬いのかと思いきや結構柔らかいのです。
構造も見学させていただきましたが、以前に見学させていただいた
栃木県・養心舘さまと熊本県・芦北町武徳殿の床構造とよく似ていました。
養心舘さまの道場床構造も初見で興味津々でしたが、まさか仕上げ材が違うといえども
栃木県・熊本県・奈良県で同じような構造を見れるとは思いもしませんでした。
先人の知恵と言うのはとてつもなく素晴らしいとは分かっているのですが、
なんで栃木県と熊本県と奈良県でこんなに離れているのに構造が同じなのか?
何か大日本武徳会で道場建築指南書らしいものがあったのだろうか?
うーん・・・とても気になります。
できればこの工法を考案した方と直接お会いしてお話をお聞きかせ願いたいです。
もう、随分昔の事なので不可能に近いとは思うのですがとても気になります。