宮城県仙台市の私設剣道場・樹徳館を見学させていただきました。
これだけ立派な剣道場を自分の資産で建てられた
初代館長は凄まじい気力体力の持ち主であったに違いない。
どこの私設道場も初代館長の意気込みを色々な場面で感じることができます。
何十年も掛けて磨き上げられた床の桧材は、素晴らしい色艶となっています。
松のようにも見えますが、ヒノキ材だと伺いました。
稽古毎に必ず皆で雑巾がけをすることで磨き上げられます。
ウレタン塗装の様に眩しい色艶ではなく優しく光を跳ね返してくれます。
よく樹徳館で稽古される先生お二方が
『隙間が空いているのに怪我もしないし肌触りが温かい』とおっしゃってました。
住宅ではないので多少の隙間や割れよりも怪我が少ないほうが良いですね。
控えの間に小さな垂が飾ってありました。
子供用かと思うくらいに小さな垂ですが、中山博道先生愛用の垂だそうです。
中山先生は、小柄だったとよく聞きますがこの垂を見たらなるほどと思えます。
たぶん私は装着できません。普通の大人用でも難しいので当たり前ですが・・・