静岡県・春風館道場を見学させていただきました。
100年近く歴史のある道場です。
すごく弾力性の高い松の床(一部混在樹種)は、年配の方にもとても優しい床だと思います。
戦後、一旦床材を剥がして事務所として使用しなくてはいけない時期があり、
GHQ撤退後に床材を再度貼り直して剣道場として使い始めたそうです。
戦前に使っていた床材が壁材に使われています。
表面の凹みは、手違い釘が使われていた痕跡かと思われます。
現在の床材は、釘を脳天打ちしていますが
建築当初は違った工法で施工されていたのが分ります。
道場を一番最初に建てられる方の思いは、
どこの道場に行っても様々な箇所に熱く見え隠れします。
パイオニア魂と言われる部分ですね。カッコいいです!
私もそれぞれのパイオニア館長さんに負けないようにしっかり勉強します。