日光東照宮武徳殿の前に屋外剣道場が設置されていました。
こちらで使用されている床板は、以前は武徳殿内で使用されていた床板だそうです。
樹齢350年以上はあろうかという銘木・日光杉です。
目込み、節付、赤み、材の長さと幅などどれをとっても素晴らしい材です。
現在、日光杉は台風や雷などの風倒木や危険を及ぼすであろう倒れ掛かったような樹木しか伐採できません。
また、その様な材があったとしても日光東照宮内で保管され、改修工事などに利用されることがほとんどで
全くでは無いようですがなかなか一般の方に出回るような材料では無いようです。
屋外剣道場の躯体自体は、プレハブの様な仕様ですが床板は本当に素晴らしい材料が使用されています。
木材としてまだまだこれからも長い間使える床板だと思います。